日本医療マネジメント学会 第22回熊本支部学術集会 学術集会会長： 藤山　重俊 (くまもと森都総合病院 理事長)

時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。 　さて、この度、2020年3月7日（土曜日）に、新装成った熊本城ホールにおいて日本医療マネジメント学会　第22回熊本支部学術集会を開催させていただくことになりました。日本医療マネジメント学会熊本支部では学会発足の平成12年から毎年熊本支部学術集会を開催してきており、医師、看護師、薬剤師、医療技術職などの医療スタッフ全般、事務、管理者など多職種参加のもとにこれまで多くの広範・多岐に亘る内容の発表と熱のこもった討論が行われてきました。 　元号が平成から令和に改められましたが、これから高齢化はさらに進み、人口も減少していきます。質が高く効率的な医療提供体制の整備とともに、新しいニーズにも対応できる質の高い医療の実現を目指すためには、多くの課題が山積しています。 　今回のメインテーマを『「令和」新たな時代を見据えた医療マネジメントの方向性〜働き方改革とチーム医療〜』としました。地域医療構想、地域包括ケアシステムの構築が推進されるなか、医療機関の機能分化と介護施設を含めた連携強化、医師をはじめとする医療従事者の負担軽減と働き方改革、多職種協働・連携とタスクシフティング・タスクシェアリングの推進、などについてできるだけ多数の関係者に参加していただいて活発に論議され、実り多い学術集会になるよう鋭意準備中です。 　相澤孝夫日本病院会会長（相澤病院　最高経営責任者）と山本光昭東京都中央保健所長（元厚生労働省近畿厚生局長）による特別講演、病院管理者・医師・看護師・薬剤師・事務・行政と多職種の方々によるシンポジウム「働き方改革」の他、一般演題（口演、ポスター）およびクリティカルパスポスター展示を予定しています。 　つきましては、多数の皆様のご参加と演題応募をよろしくお願い申し上げます。

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